“GID−MTF−TG(TS)”とは?

GID
性同一性障害
MTF
男性→女性(体は男性で心は女性)
TG
トランスジェンダー(性転換まで望まない)
TS
トランスセクシュアル(性転換を希望)

ここの管理者である私は、『性同一性障害』の当事者です・・・・・
2002年、私は岡山大学附属病院で正式に診断もされました!

私が性別を不明と表記したのは、性認識が女性でありながら
肉体が男性であり、まだ今も名前も戸籍も男性だからです。

自分の男性の肉体に強い違和感があり、名前なども嫌で
女性の服装&髪型で女性として、今は生活しております。

更に名前も女性らしい名前を、通称名で日常で使っており
後々正式な名前にする為、改名申請も予定しております。

こんな状態であり、どちらの性別でもなく“不明”としました。

まだ一般的には使われませんが“MTF”が、正しい性別とも思います。

しかし私は、100%女性として扱われる事が本望なのです・・・・・
(公的な書類を除いて、何とか女性と扱われる事は多いですが。)

女性の服装&髪型で暮らし、社会的にも女性として扱われれば
多少の性別違和は軽減しますが、まだ僅かな気休め程度です。
何故なら、胸や性器の作りの明らかな違いが残るからです・・・・・

普通の男性や女性は、こんな事は想像も付かないと思います。
でも私には胸や女性性器が無い事に、凄く違和感を感じます。
時には寂しく虚しくなり、自殺まで考えてしまうのです・・・・・

どうして自分の体は男性で、女性の性器も付いていないのか?!
本来ある筈のモノが、体に無いって感じで精神的に苦しいのです。

それに私は子供を産みたいけど、女性の性器が無いから産めません。
とりあえず私は、性転換の性適合手術も希望したいのです・・・・・
しかし残念ながら現在の医療技術では、性器を似せて作るまでです。
生理があったり子供を産んだりなど、完全な女性の体にならないのです。

所詮は見掛けのみの、まだまだ偽の肉体までなのです・・・・・

女性ならば女性特有の現象(生理・おりもの)など、あって普通だから
高額支払って形のみの性器なら中途半端で、欲しいとは思いません。
手術費用が安いのなら形だけでも、また話しは別なのですがね・・・・・

性転換の性適合手術をしたくても、それが原因で躊躇してます。
なので本来は“TS”だけど、敢えて“TG”としているのです・・・・・

仮に私が無理矢理に男性として生活をして、社会的に完全に男性で扱われれば
間違いなく性別違和から錯乱状態になり、自殺や傷害事件を引き起こすでしょう。

間違った逆の性の肉体と言う殻に入って、その間違った性を演じる事は
私にとっては想像を絶するくらい、非常に苦痛で侮辱的なのです・・・・・

体は一見して五体満足の様でもありますが、肉体と心の性が食い違う
見ただけでは判らない、本人のみ知っている五体不満足なのです!

手足や目耳が無いのと同然に、性的な方面では大変な不自由をしてます。

最後に、世の中には単なる『女装趣味者』の方も多く居られますが
私の病気である『性同一性障害』とは、直接な関係はありません。

何故ならGIDの人は、性別的な違和を軽減する為に“女装”します。
勿論、性認識は女性なのですから当たり前の行動でしょうか・・・・・

これで少しでも、とりあえず自分の本来の姿に近付けたい訳です!

女装趣味者の場合の多くは、性的な快感や遊びなどで女装しております。
性認識や肉体は勿論、全てが男性に属しているのだと思います・・・・・

そして変身願望や、性的な興奮が満たされるらしいと聞いた事があります。

なので似て異なる者として、ちゃんと区別をして扱って欲しいのです。

私は『女装趣味』ではなく、『性同一性障害』なのですから・・・・・
GID−MTFなので、男性としては苦痛で生きられないのです!

これはGIDの証拠なのか、私が女性の裸体を写真などで見た場合も
性的な興奮ではなく、その肉体が非常に羨ましく欲しく思えるのです。
例えスタイルが悪くても胸が小さくても、そんな事には一切関係なく。

普通の男性なら、絶対に有り得ない現象でしょうね・・・・・

例え女性でも、余程の事がない限り思わないでしょう。

こんな事を強く感じる事が、GID特有の影響なのでしょうか?!
鏡を見ても、男性的な自分が写ると気分が鬱状態になるのに
女性的な自分が写れば、何故か安心してしまいますから・・・・・

もっと詳しく知りたい方は、私までメールを下さい。




♂ 性別違和に気付いた時 ♀
Ver.2.10

私が性別違和に気付いた時や経緯などを、詳しく書きたいと思います。

<小学校>
小学生の時から女の子になりたいと云う、強い願望の様なモノがありました。
例えば女の子の遊びに混ざりたかったり、女の子の髪形にも憧れたのです・・・・・
よく妹の玩具で遊んだり、古くなった食器でママゴトをしたり人形ハウスを作ったり。
あとは妹のツインテールに嫉妬して、妹の髪を引っ張ったりもしていました。(^^;)
コタツに潜ったりカーテンに包まって遊んでいる時は、「ここから出たら女の子に」と
絶対に無理で当然と判っておきながら、そんな妙な期待を密かに強くしていました。
その当時から水泳の授業は大嫌いで、授業の直前になると激しい腹痛が起こります。
何故そこまで嫌だったかと言えば、上半身が裸になる羞恥的な“水着”だったのです。
女子児童の感覚で言えば、上半身を裸にしてブルマだけで泳ぐ感じでしょうか?!
夏休みなんかも友達に市営プールに誘われましたが、いつも適当に断っていました。
私の家族と友達の家族でプールに行った事もありましたが、全く楽しいとは思えません。
ちなみに親は“水が嫌い”と思っていましたが、本当は“水着”が嫌だったのです・・・・・
内心もしも女の子の水着だったら恥ずかしくなく、心から楽しめていたかと思いますね。

<中学校>
中学生になった時も、その願望の様なモノは全く変わりませんでした・・・・・
しかし一番辛かったのが、校則で頭髪を丸坊主にしないといけない事です!
嫌で仕方なかったけど、「自分は男なのだから」と自分に言い聞かせて床屋へ。
相変わらず水泳の授業もあり最悪でしたが、なんと2年生から見学になりました。
実は尿検査で蛋白が検出され、激しい運動を控える趣旨で見学になったのです。
こればかりは深刻な病気の筈なのに、何故か嬉しく病気に感謝したくらいです♪
それと声変わりの時でもあり悩んで恐れていましたが、大きな変化はなかったです。
大きな変化があったと言えば、勃起した時に性器の皮が剥けたくらいでしょうか。
次第に大きくなった性器は嫌ではないけど、取ってしまいたい気は強かったです。
下着も男性の物が嫌になり、妹のブルマを下着として無断で借りて履いていました。
何故ブルマかと言えば女性の物だし、妹が私の同級生に貰って数があったからです。
(小学校を私と同期に卒業した同級生の女子が、その卒業した小学校の指定ブルマを小学生の妹に。)
その妹が私の同級生から貰った中古のブルマを、私は下着として直に履いていました。
皮の剥けたばかりで敏感な性器に直にブルマは、擦れたら凄く痛かったけどね。(汗)
このまま擦って痛みと同時に擦り切れて取れないかのと期待し、わざと刺激したりも!
あと3年生の頃には、中学1年生の妹の制服を留守中に勝手に着て楽しみもしました。
しかも全裸になって、その状態で妹の制服を素肌に直接ノーパンとかで着ました・・・・・
勿論この時も男性の下着は嫌だし、当然ながら女性の下着も持ってはいなかったので。
いつもの男子の学生服とは違い、不思議と着用した時の気分は凄く良かったですねぇ。
いくら下着を着けていなくても違和感もなく、どちらかと言えば気持ちが良いくらいでした。
所謂これが初めての“女装”だった訳ですが、とりあえず憧れの制服が嬉しかったのです。
また同時に女の子になれた様な気分もして、この不思議な感覚が今でも忘れられません。
今から考えれば変態プレイみたいで恥ずかしいのですが、当時は必死だったと思います。
ただ裸で制服を着て誤解をしないで欲しいのが、オナニーや射精が目的ではありません!
よく判らないまま自分を試して、正常なのか変態趣味なのか何なのか模索していたのです。
でも裸で制服をノーパンで着るよりも、妹の下着を無断で借りる方が問題かも知れませんね。
どうせなら勝手に借りれば良かったと後悔もしていますが、ちょっと当時は出来ませんでした。
後悔しているのは、妹と同じく普通に女性の下着を付けて制服を着たら何を感じていたのか。
ちなみに制服はセーラー服ではなく、かなり質素で地味な田舎の学校っぽい物です。(笑)

<高校>
高校時代には嬉しい事にプール自体が無く、幸いにも水泳の授業はありませんでした。
しかし髪を伸ばして規定の長さを超えたのに無視し、『出校停止』の処分まで受けたのです。
髪が腰まであるロングヘアの女子生徒も居たのに、この差別には激しい憤りを覚えました!
その女子生徒の長さに比べると私なんて、まだまだベリーショートなのに。(−−;)
その指導の時の放課後、職員室の前で他のクラスの教師が私に近寄って来て
「何で女子生徒が男子の制服を着ているのかと思ったよ」と、言われたのです。
嫌味か本気か、その時からも女子生徒と思われただけで嬉しかったですね♪
当時の装いの中に隠れた、本当の自分の性別に気が付いて貰えたみたいで。
あの時も実際、無性に女子の制服を着て登校したかったくらいですから・・・・・
ちなみに中学時代や高校時代は、自分が変態的で特異な趣味の持ち主で
時間が経てば趣味だけに飽きて、普通の男に戻るだろうと思っていました。
なので当然、ずっと誰にも話しも相談も何もしなかった訳ですね。(^^;)

<社会人>
高校を無事に卒業後、ある製造関係の企業に就職した訳ですが
髪が長くても幸い何も指摘される事なく、伸ばしまくりました・・・・・
ずっと約6年間も伸ばし放題で、全く散髪などしなかったのです。(汗)
今まで髪形を強要されていたから、その反動もあったのだと思います。
その為、気が付けば髪は腰を越えた辺りまで長く伸びていました!
そこまで髪を伸ばした理由は、考えが古過ぎるかも知れませんが
『長い髪=女性の象徴』と言う、イメージがあったからでしょう・・・・・
これだけの事であっても、意外と自分が女性になれた気分でしたね。
でも当時は、いくら髪は長くても公の場で“女装”まではしませんでした。
通信販売やネットオークションで買った服を、コッソリ自室で着るだけで。
ちなみに当時の家の中の自室では、家族にも内緒でコッソリと・・・・・
外に出る勇気まで無かった訳ですが、あるイベントではやっていたのです。
あと当時の下着はトランクスに見せ掛けて、女児のキュロットスカートを履きました。
綿素材にウエストはゴムですから、一見しただけではトランクスにも見えるしね。(笑)
ネットオークションで中古の安い物を入手しては、下着なのでノーパンでズボンの中に。
キュロットスカートは下着の代わりにノーパンで履いても、凄く気持ちは良かったです♪
それに会社の更衣室で着替えていても、キュロットスカートとバレる事はありませんでした。
何気なくキュロットスカートの話題が出た時には、密かに内心かなりドキドキしましたけど。

<コスプレ>
東京で毎年8月と12月に開かれる、『コミックマーケット』に参加した時です。
そこで『コスプレ』と言う名目に便乗して、その限られた会場内だけですが
オリジナルのメイドさん系の“女装”などをして、密かに楽しんでいました♪
これは僅かな限られた時間でも、自分にとっては不思議と最高の時間でしたね。
やはり非常に落ち着くし、女性として居れた特別な時間ですから・・・・・

<断髪>
ここまでは特異な女装趣味かと思っていましたが、遂に転機がやって来ました。
私が当時勤めていた会社で、希望者のみ参加の旅行で香港に行く事になりまして。
僅か17人だけの参加でしたが、初めての海外旅行なので面白かったです♪
しかし行くまでには、やはりパスポート取得など手続きが多々ありました。
その時に会社の同僚から、「髪を切ってスッキリしたら似合うよ!」とか
「短い髪の方が絶対に似合うよ!」などと、いろいろ言われました・・・・・
当然ながら会社の人々は、100%私の事を男だと思っているからです。
凄く迷いましたが「似合う」と連呼に根負けし、切る事に同意をしました。
それから数週間が経っても、それでも迷って切れませんでしたが
パスポート用の写真撮影の当日、思い切って耳下まで切りました!
自分の体の一部を切り離すみたいで、正直とても怖かったです。(涙)
母親に切って貰ったのですが、切る瞬間は本当に複雑な心境でした。
切るのは一瞬だけど、元通りに復元するには約5年は掛かると・・・・・
切った後も自分の手足が無くなった様で、暫くは落ち着きませんでしたね。
でも会社では凄く評判が良く、「似合う」「その方が良いよ」の連続でしたけど。
贔屓にしている旅行会社の人には、「前より可愛くなった」とまで言われたし♪
「可愛い」とか言われると、大昔から無性に嬉しくなってしまう私なのでした・・・・・

<出発>
出発の関西国際空港では、男子トイレから出た時に女性と間違えられました!
私が男子トイレから出た瞬間、ある男性が入って来て「女子トイレ?」と叫んで
凄い慌てて走り去り、プレートを再確認して再び入られる事件があったのです。
髪を短く切っても、とりあえず女性に見られた時には本当に安心しましたね。
あの叫んで慌てて走り去った男性には、本当に申し訳なかったけど。(^^;)
まだ幸い何とか一応、女性っぽいの外観を存続していたのでしょうか・・・・・



まぁ、ここまでは別に良かったですが。
これから先が、波乱万丈で大変な事が発生するのです!
私の人生を左右する、とても大きな出来事でしたね・・・・・



<劣等感>
その年の2001年8月に、例年通りにコミケへ行きました。
すると男女共に、不思議とコミケには長い髪の人が多いのですね・・・・・
それを見ていると自分の髪の短さで劣等感に苛まれ、何故か自己嫌悪に陥りました。
コスプレでも長い自毛で皆やっているのに、自分はカツラを着用と言う激しい屈辱感!
前回までは自分も、他の人に負けず劣らず自慢の長い自毛でやっていたのに。(涙)
そんな感じで常に激しい劣等感と屈辱感で、もう最低最悪な気分でしたねぇ・・・・・
この短い髪になって、どんどん自分が男の方に近寄った気分がして嫌だった。
だが更に追い討ちを掛けるかの様に、また新たな問題も発生しました。
私が憧れているロリィタファッションを、女性達は当たり前で極普通に
何ら不自由も無く着て、とても楽しく豪華に参加しているのです・・・・・
当然コスプレなんかではなくて、1つの可愛らしい普段着としてね。
(今から考えると、100%が真の女性だと保証はありませんが。)
私の心の中では、普段着として普通に着たいと羨ましいばかりです!
しかし、そんな願望に反して私の体は何故か男である・・・・・
もしも着て参加すれば、即座に変態の扱いは免れないだろう。
好きなファッションを楽しむ為にも、女に産まれたかったと悔やむ。
ちゃんと女で産まれていたならば、普通に着て歩けるのに・・・・・
「何で私の体は、男なんだ?!」
「それに、こんな髪形では余計に着れない。」
髪を切って女性的な外観を失っている時に、これは非常に辛かったですね。
更に自分が男であり、その不自由さを思い知らされた訳ですから。
余りの辛さに自己嫌悪が激しくなり、鬱状態にまで達しました・・・・・
その時だけは今までになく、本気で自殺したいと思いましたね。(涙)
高層ビルを見ると最上階から飛び降り、電車を見ると飛び込みたくなりました。
こんな不自由な体に産まれた事に、激しい嫌気と限界を感じて逃避したくなってしまって。
この時に初めて自分が変な趣味や単なる女装趣味など、普通ではない事に気付きました。

<休職>
コミケから帰宅後は、毎日が激しい鬱状態でした・・・・・
常に体はだるく重く、常に何もやる気が全く起こらない。
何をしても楽しくないし、死ぬ事しか思い浮かばないのです。
数日後、辛くて遂に近所の病院の精神科に行き受診しました!
『自宅薬物療養』の診断書を貰い、会社を3ヶ月も休職しました。
あれは忘れもしない、アメリカ同時多発テロのあった2001年の秋に。

<通院>
通院中、担当の医師にその事を詳しく話すと岡大病院の黒田教授を紹介して下さりました。
そして近所の病院へは鬱状態の治療を、岡大病院へは性別違和の治療に通っております。
いろいろ自分でもHPなどで調べたのですが、『性同一性障害』などの可能性があると・・・・・
以前に新聞でも性同一性障害の記事があり、その病状の内容も私に完全と一致していました。
自分が思っている事や感じている事が、私の心の中を読まれたかの様に記載されていたのです。
その時は「まさか私も」と思いながらも、まだ自分が性同一性障害とは半信半疑の状態でした。
この異常に本格的に気付いたのは、今回の髪を切った事と日常のファッションからでしたが。
もし自分が100%男であるならば、ここまで女性の服装や生活に嫉妬したり
女性的な様々な事で、こんなに劣等感に苛まれる事は絶対ないでしょうから。
ちなみに案の定と言いますか、岡大病院で正式に『性同一性障害』と診断されました。
これが変な趣味とかだったら苦労しなかったのにと、かなり複雑な心境でしたね・・・・・

<初外出>
実は『性同一性障害』と診断される前の通院中、女性として初外出してみました。
暫く休職中だった会社務めも再開して間もない、2001年の12月の事です・・・・・
さすがに近所では知っている人に会うと困るので、冬コミで東京に行った時の実行でした。
何とか短い髪を2つ結びにして髪飾りを付け、上は黒い防寒着に下はロングスカートです。
最初は不安ばかりで、行き交う人がジロジロ変な目で見ないか心配ばかりしていました。
女性に見える自信や度胸もないし、公共の空間だけに変態とかに思われたりしないか。
出発したばかりの頃は物陰に隠れたり、俯き加減で顔を隠して歩いたりしたくらいです。
しかし拍子抜けするくらい間近で行き交う人々は皆、誰も私の事を気にもしていません。
移動中やコミケ会場や宿泊したホテルや店でも、女性として普通に溶け込めたのです!
ちなみに現地で会った某友達には、どんな真相かは不明ですが「直視が出来ない」って。
普通に女性に見えたから照れてなのか、あまりに変態っぽく不気味だったからか・・・・・
もし後者だったら行き交う人は関わりたくないから、知らん顔をしていたのかもね。(^^;)
でも自分を『男』だと偽らないで済んだから、とても物事が新鮮で楽しく感じられて最高でした。
帰りも新幹線の予定でしたが、この新鮮さと楽しさのあまり在来線のみで帰ったくらいです♪
在来線のみで帰ると12時間くらい掛かるので、少しでも長く女性で行動するチャンスの為に。

<性欲>
私の性欲の行動ですが、昔っからエロ本やエロビデオなどには興味が薄かったです。
その興味のレベルは、普通の男性が興味を持つ10分の1程度ぐらいでしょうか?!
普通ならば見たくて仕方がなくて、大量に隠し持ってオナニーのネタにするらしいのですが
私の場合は何らかの機会に見れれば、興味本位くらいで見る程度に留まっています・・・・・
中学生や高校生など18歳未満の時、同級生らがそれらの物を自慢していると軽蔑の目で見ました。
更に街中とかで堂々とナンパとかしてる男が、別の意味で羨ましくて憎いですね。(笑)
身も心も100%男だからこそ、そんな事が普通に出来るのだろうし
自分に自信があるみたいで、私には別の意味で当て付けの様にも。
言ってしまえば心と体の性別が一致していれば、私は男でも構わないのです!
しかし本当に私も身だけでなく、心も男なら人生は楽しかっただろうにな・・・・・
まっ、私はMTFですから今更ながら男にはなる気は元からないけど。(−−;)

<恋愛対象>
あと私の恋愛対象ですが、一応は女性なのかな?!
でも、ずっと詳細や真相は不明なままなのです・・・・・
“恋”で女性を好きになっているのか、自分もあの様になりたいと思う
単なる強い“憧れ”で、その様に思っているのかは未だに判りません。
でもどちらかと言えば、後者の方が可能性の高い気もしますね!
可愛い自分好みの女性を見ると、肉体を乗っ取りたい気がしますし。
早い話が、この肉体を捨てて自分がその女性になりたい訳ですね。
付合って結婚の形よりも、その女性になりたい考えの方かも知れません。
それに比べて男性に対しては、外観的には一切の興味はなし。(笑)
しかし優しく気取らない男性には、「はにゃ〜ん♪」と引かれますね。
こっちの方は、その男性の様になりたい気は一切ありませんが
ずっと一緒に居たい様な気持ちには、時々なりますかね・・・・・
う〜ん、これは何なんでしょうか自分でも謎なのです。(^^;)
ちなみに“男装”している時は、男同士は妙だと思ってしまいます。
“女装”していると、男の人と一緒に居ると不思議と嬉しいのです。
別に恋心を抱いている訳でもないのに、カップルみたいで嬉しいのかも。
また“男装”でも“女装”でも関係なく、女性と一緒も嬉しいですね・・・・・
これもカップルみたいだとか、憧れの女友達とかに思えてかな?!
何か常に孤独を感じているから、妄想モードなのか自分は。(−−;)
あ、昔は“男装”している時にカップルを見るだけで腹が立ってた。
まぁ、今でもカップルを見たら無性に攻撃したくはなりますけどね。
私の場合は生涯孤独なのは判っているから、嫉妬しているのです。

<現在>
2002年の春、今まで務めていた会社を辞めました。
理由は不景気で社員の削減する事となり、リストラされたのです。
「会社の都合」で辞めたので、すぐに失業手当も貰えました・・・・・
私は長期間を休職したからかは不明ですが、約30%の人が辞めました。
普通なら途方に暮れるだろうけど、会社の都合で辞めれたから嬉しかったですね。
無意味に少ない休日で超安月給に加え、いつも体力勝負の過酷な労働でしたし!
しかも男での勤務にも苦痛を感じていて、いつ辞めてやろうかと思っていたから・・・・・
とりあえず男としての勤務や生活から晴れて解放されて、刑務所を出所した気分です。
これは今から思うと、冤罪で懲役25年の刑務所での暮らしから解放された様でしたね。
幸か不幸か自由の身になれた私は、本当の自分として外出や旅行を楽しんでいます♪
お友達を作って少しでも性同一性障害を理解して貰える様に、このHPの開設もしました。
もう十分に本当の自分の時間を取り戻したから、そろそろ再就職もしたいと思っています。
次回は再び刑務所での労務にならない様に、女性として再就職をする事が夢です・・・・・

ご意見&ご感想など、お待ちしております♪

    ※ 現在は普通に女性として、フルタイムで生活しております。
    ※ 話の簡素化の為に、過去の事は『女装』と表記しております。
<本来の“女装”とは、体も性認識も男性でなければ成り立ちません!>


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